
久保田 将司
KUBOTA MASASHI
株式会社リクルートで、法人向けの採用支援を担当していました。四半期の目標は複数年にわたって達成し、社内表彰もいただきました。それでも、このまま同じ環境で何を積み上げていくのかという問いには、自分の中で答えが出せませんでした。社内で異動する道と、外に出る道。どちらも選びきれないまま、1年近く迷っていました。
そのとき転職エージェントに相談して返ってきたのは、条件の良い求人の一覧でした。ありがたい話ではあったのですが、自分が何を変えたいのかが定まっていない状態では、どれを見ても判断がつきませんでした。いま初回の面談で求人の話から入らないのは、このときのことがあるからです。
最終的に選んだのは、業界も職種も変わる転職でした。日系M&Aブティックに移り、M&Aアドバイザーとして主担当として10件を超えるM&Aに携わりました。会社を残すのか、従業員の雇用をどう守るのか。経営者にとって最も重い意思決定に立ち会う中で、人が何かを決めきるまでにどれだけ迷うのかを、あらためて知りました。
同時に、自分も異業界に移った当事者として、転職は決まった瞬間が終わりではないことを実感しました。入社直後の数ヶ月と1年後とでは、同じ会社にいても見えているものが違います。
だからこそ、支援の区切りを内定承諾に置きたくないと考えています。入社後に立ち上がり、次の一歩を自分で考えられる状態になるまで。そこまでを一続きの支援と考えて、担当としてお付き合いしたいと思っています。
応募する企業を挙げる前に、転職で何を変えたいのかを面談で整理します。ここが曖昧なまま内定が出ると、入社してから「思っていたのと違う」となりやすいためです。
M&Aの現場で多くの経営者と向き合ってきました。その経験があるので、求人票の文面だけでなく、事業の実態やその会社が本当に必要としている人物像を踏まえてお話しできます。
初回の面談から入社後まで、同じ担当がお受けします。途中で経緯を知らない担当に代わることはありません。